日本の医療は発展しているはずなのにがんが増えているのはなぜ?

みなさんこんにちは!

元町中華街にある「くまがい内科・脳神経内科クリニック」です。

 

日本の医療レベルは諸外国と比較しても高いことを知っていますか?

医療者と患者様の関係や疾患に対する治療法の安全性(厚生労働省が認定・許可している治療のみ実施されます)などは諸外国と比較しても歴然としています。

 

しかし、日本人を苦しめるある病気があります。

「がん」です。

がん患者数は毎年右肩あがりをしており、死因の第一位にもなっています。

そこで今回はなぜがん患者が増加の一途を辿っているのか解説していきます。

 

 

  • 寿命が延長したことで有病者が増えた

がん患者が増えた背景には2つ理由があると考えていて、その一つが寿命の延伸です。

日本人の寿命は1970年と比較すると10年以上も伸びているのです。

高齢化社会と言われていますが、健康で長生きすることは素晴らしいことですよね。

寿命が伸びたことで、高齢者の方は様々な病気に罹患するようになり、治療中の疾患を抱える有病者の数は増えました。

 

  • がん検診やがん検査の充実

がんについての知識が国民に普及したことで、がん検診の整備やがん検査が充実してきています。また、がんの検査も精度が上がってきており小さながんも早期発見できるようになりました。

 

早期発見・治療をすればがんは治る確率が高くなります。

ぜひ体の不調は放置せずに治療をしましょう。

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